エレキギターでは多くの場合音に何かしらの効果を与える「エフェクター」を使います。
ただ、色々あってどれを買えば良いか分からないので、選択のポイントなどを説明します。
また、初めてギターと機材を揃える場合はすぐに必要ではないので読み飛ばしてもOK。
つなぐ順番についてはエフェクターのつなぎ方を参考に。

メジャーなエフェクターは良いからメジャー

全てのエフェクターに言えるのはメジャーな商品は良い音だからこそみんな使ってるし有名なんだよね。
歪み系で言えばRATであったりBOSSのOD-1だったりとか。
特にRATはプロで使ってる人も多いみたいだし、歪み系にしては珍しく悪く言う人全然いないよね。
買う時に迷うようであれば、有名なものとか好きなアーティストが使ってる物とかでいいよ。
もちろん失敗もあるだろうけど、こういうのってやっぱり好みだし、 1つ買ったらずっと使うって方が稀なんじゃないかな。
実際俺も歪み系は10種類以上は借りるなりして試したし、5種類くらいは手に入れて使ってみたけど、 気に入ったのって3つくらいしかないし、今に至っては1つ残してるだけだよ。
メタル弾くからMetalZoneが好みに合うってわけでもないしね。
何がいいのか分からないって時でもメジャーな物を買っておけば気に入る可能性は高いし、 もし気に入らなくても欲しい人はいっぱいいるから売りやすいってのも、多くの人におすすめできる理由だね。

ちなみに、ギターマガジン2014年8月号の「プロ108人に聞いた、歪みペダルひとつ持っていくなら」というもので、 一番多かったのもこのRATだったね。
そうは言ってもすごくバラけてて、やっぱりみんな色々試した中から選んだんだと思うよ。


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オーバードライブやディストーションなどの歪み系エフェクター

エレキギターは歪み無しだとペンペン鳴る楽器で、 ロックなどではオーバードライブなどのエフェクターで歪ませるのが一般的。
上でもちょっと書いてるけど、歪み系が一番選ぶのが難しいエフェクターじゃないかな。
とにかくRATにしておけば失敗は無いかも知れないんだけど、 できれば色々試したいところだよね。
ただ、エフェクターの試奏できる楽器店ってほとんどないんだよね。
できても数が限られてたりするし、そもそも試奏するならじっくり比べたいからお店ではやりにくいよね。

家で趣味でギター弾いてる場合はなかなか難しいんだけど、 実際にライブ活動するようになるとみんなバラバラのエフェクター使ってるから、 その時にその場だけ借りて弾き比べたりできる。
バンド同士で一緒に練習したりとか、曲の好みの合うギター弾く人と一緒に弾いたりする機会が増えると、 その度にエフェクターに限らず色々な機材を使えたりするから、 そういった輪を広げるというのもおすすめだね。
俺もそういうところから歪み系だけで2つ3つは譲ってもらったんじゃないかな。
全部合わせたら数えきれないくらい譲ってもらったり譲ったりしてる。

歪み系は2つ使ってる人も多いんじゃないかな。 常に2つつないでおいて、普段は1つしかオンにしないんだけど、 イントロとかソロとかなんかで単音で弾く時にもうひとつオンにしたりとかするね。 かけすぎるとわけのわからない音になるんだけど、それはそれで面白いよね。

ちなみに俺が唯一残してる歪み系はBOSSのTurboOverDrive。
これ面白いのが評判が全然違うんだよね。
ハマった人の評判はすごくいいんだけど、 そうじゃないと「はぁ!?TurboOverDrive?ジャージャー言うだけのクソOverDriveじゃん」くらい言われる。
使う機材の組み合わせもあるんだろうね。
俺のギターの音聞いた人からエフェクター聞かれること良くあるけど、 いいと思うから聞いてくるんだろうし、やっぱり好みだよね。


音に厚みを持たせるコーラス系エフェクター

コーラスの使いどころってなかなか難しいんだけど、 一般的なのはクリアな音で厚みを持たせたい時かな。
アルペジオでも使う時もあるけど、エレキギターは単音で弾く時とかに歪ませていないとペーンペーンにしかならないから、 コーラスで加工してるって感じ。
ディレイとはまた違うワワワワって音にも出来るけど、 基本はやっぱりわずかにかけてフワ〜って音にする感じかな。
効果としては結構使いどころもあって、 歪ませながら使う場合もある。
やりすぎると分けの分からない事になるんだけど、 むしろ分けの分からない音を一部に乗せる時とかも使えるね。
ソロの時だけかける人も多いのかな。
歪み系ほどよく使うわけじゃないけど、持ってても悪くないね。
あまり歪ませない曲やクリーンな曲を多く弾く場合はおすすめだね。


ディレイ(空間系エフェクター)

基本的な意味合いはヤマビコ。あっあっあっあっみたいな感じ。
いわゆる空間系エフェクターってやつなんだけど、 これは常時使う事はほとんどない。
効果は付けずにオンオフするって事ならそれなりに使う機会もあるんだけど、 やっぱりあっあっあっとかワワワッみたいな使い方の方が多いね。
曲中の音が途切れるとことか、曲の最後とかでちょっと使うような感じ。
持ってれば使う機会もあるんだけど、取り立てて必要ってわけでもない。

空間系では他にもフェイザーとか色々あるんだけど、 全体的に見て普段ギター弾く時よりも録音の時に使う事は多いね。
その辺はパソコンでもできるんだけど、こだわるならハードウェアで持ってる方が音質も使い勝手もいいね。


グラフィックイコライザー(音質系エフェクター)

通称グライコ。BOSSの場合単にイコライザーかな。
これ使ってない人多いけど、個人的には必須なんだけどなぁ。
好みの音色にするって意味で使うのが普通だし、 俺も少しは変化付けてるんだけど、 手放せない一番の理由は超高音と超低音を一気にカットできるから。
例えば超低音はぬぼわ〜って部分がカットできるし、 超高音は無駄にチンチン言うところを調整できる。
歪ませるのにトレブル上げるわけだけど、 それだとどうしても高音域がギャンギャン言うんだよね。
それが好きな人はいいんだけど、俺はイコライザーでナチュラルな音にしてるって感じ。
超低音は6弦刻みとかパワーコードがボッボッボッっていうのがゴッゴッゴッにできる。
特に超低音のカットは外せないね。
これについてはGE-7の便利なところで俺にしては珍しくおすすめの機材として紹介してるから、 興味があるなら読んでみてよ。
俺は永久に手放せないほど重要なんだけど、とりあえず持ってても使う事はあると思うし、 使った事ないなら一度使ってみる事をおすすめするよ。


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リヴァーブ(空間系エフェクター)

これも空間系。簡単に言えば反響効果かな。
ホールとかお風呂のなかで響いてるような感じを与えられる。
ギターアンプについてる場合も多いくらいだから使う人が多いんだろうね。
俺は全く使ってないけどさ。
ディレイもそうだけど、空間系はかければかけるほど音がサーサーいうようになるから、 無駄なノイズ抑えたい人には向いてないね。
あまり気にならないようだったら悪く無いと思うよ。
特に小さなライブハウスだとそういった反響効果って得られないし、 そういうとこなら結構合うかも。


マルチエフェクター

コンパクトエフェクターの詰め合わせ。
お金に余裕があるならこれでもいいんだけど、 個人的にはコンパクトエフェクターか、ラックマウント揃える方がいいかな。
お金に余裕がないから一杯入ってるマルチが得なんじゃないの?って思うかもしれないけど、 これ自体が高いってのもあるんだけど壊れたら全て終わりなんだよね。
それでまた同じの買い換える余裕があるならいいけど、特に趣味とかアマチュアだとそんな余裕無いはず。
コンパクトの場合仮に壊れても1個単位だからね。
ちなみにBOSSのコンパクトエフェクターで、LEDが付かなくなったりノイズが出るようになったりはしたけど、 完全に壊れたのって今まで1個もないよ。

マルチエフェクターのいいところは、普段使わないし取り立てて買おうと思わないエフェクターがたくさんある事かな。
ピッチシフターとかフェイザーとかって曲全体を通してみたら使う事全くないけど、 一部にかける時に一通り揃ってるから便利だよね。
俺が良く使ったのは編曲とかアレンジの時に変わった音追加したよ。
音が回転してるような感じとか変な声とかね。
そういえばコーラス(歌う方)にも使ってたな。
まともなコーラスじゃなくて叫びみたいなのとかオイ!とかね。
オーバードライブとかコーラスも入ってるからそういう意味ではマルチ1個で色々できるから便利だね。


エフェクター用パワーサプライ

エフェクター用の電源ユニット。
コンパクトエフェクターって普通は9V(四角いやつ)の電池で使うんだけど、 いちいち電池交換するのも面倒だし、予備無い時に切れたらホント嫌になるから、 1つでもエフェクターを使うならパワーサプライも使うことをおすすめしてる。
で、これのいいところは電池で動く機材って大体9Vの電池使うから、 チューナーとかも9V端子が付いてると同じように使える。
これひとつでいくつものエフェクターに電源を供給できるよ。

普通は歪み系とチューナーは使うからここまでで2個、 コーラスとかイコライザーとか使うならその分増えるわけで、 それだけの電池用意するのってバカバカしいよ。
エフェクターって普通はケーブル抜いたら電源オフになるんだけど、 つなぎっぱなしで忘れてて次の日弾こうと思ったら電池切れてたりね。
まぁ早めに買っておけばその分楽できるって事だね。


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エフェクターケース

コンパクトエフェクターの数が増えた時に絶対欲しいのがこれだね。
俺は2個目のコンパクト買った時に一緒に買ったよ。
家でしか弾かない場合は別にいらないんだけど、 ライブはもちろんだし、友達の家に持って行く時とかはあるほうが便利だよね。
特にバンド組んで練習とかライブやったりする時に、いくつもエフェクターあるとケーブルごちゃごちゃするし、 無駄にトラブル増えるからケースに入れる方がいいね。
ところで俺も初めて買った時に知ったんだけど、 ケースの中ってマジックテープが付くようになってるんだよね。
だからエフェクターの裏にマジックテープ貼ってると、 ケースの中で固定できるってわけ。
持ち運ぶ時もガチャガチャしないし、 なんといっても固定されるから踏みやすいんだよね。

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エフェクター用の短いシールド

知ってる人も多いと思うけど一応書いておくよ。
コンパクトエフェクターをつなぐケーブルは10cmくらいの短いケーブルがあるんだよね。
両端がL型になってるやつ。
これ使うといくつもエフェクター並べても綺麗に横に並べられるんだよね。
あぁ、そうそう、もしライブするつもりならギターからエフェクターにつなぐケーブルのジャックはL型がいいよ。
ワイヤレス使うなら関係ないんだけど、ケーブルでつなぐ場合普通に真っ直ぐのやつだとはしゃいでると抜ける時あるんだよね。
ライブ中に調子こいて遠くまで行った時に抜けたこと1回あるよ。






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初めて買うギターの選び方
アンプの選び方
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