メトロノーム自体は今はパソコンやスマートフォンでも似たような事できるし、
マルチエフェクターや使ってる機材で出来たりもするよね。
だからメトロノームその物を持ってない人も多いと思うけど、バンド続けてたら必要にもなってくるからその辺の使い方を書いておくよ。
スタジオでの練習で使う事もあるけど、絶対に使いたいのがライブの時。
ライブになると誰でも少なからずテンション上がるでしょ。
心拍数上がるからか知らないけど、そのせいで曲のテンポ上がるんだよね。
ライブでドラマーがテンパってバカみたいな速度でドラム始めて曲が破綻した事1回だけあるよ。
ドラムスティックから始める曲で、カウント速過ぎるから止めた事もあるね。
だからドラマーは絶対にライブにはメトロノームを使って欲しい。
同じように他のパートの人でも、
そのパートから始まる曲あるよね。
1曲だけしか使わない時もあるけど、
それでもその1曲の為だけに使いたいね。
で、こういう使い方をする場合、
ずっとメトロノームに合わせてってわけじゃなく、
単に曲の出だしにタイミング取るだけでいいよ。
例えば自分のギターから曲が始まるなら、
テンポ160ならその速度にセットしておいて、
曲を始める前にそれで確認。
とりあえずその速度で曲を開始して、
ドラムが入りだしたらそっちに合わすわけだからもうメトロノームは必要ないしね。
こういう使い方をするから、メトロノームは音が鳴る必要全然なくて、
LEDがピカピカ光る物がいいし、エフェクターでもチューナーでも付いてるやつでOK。
もし無かったらクリップ型の小さいやつなら安く売ってるよ。
プロのライブでもギターやベースの人の近くでチカチカ光ってるの見たことないかな。
あれは大体メトロノームだと思うよ。
他に光る物がないわけじゃないけどね。
ついでだからメトロノームの種類と使い方も書いておくよ。
・ 速度設定
言うまでも無くテンポの設定。
・ 音量設定
電子音を鳴らすものは音量の設定ができる。
それと一緒にLEDで光ってお知らせ。
・ 小節の頭
例えば4分の4拍子の場合、タンタンタンタンだよね。
この頭に違う音を入れて、チーンカッカッカッとかピットットットッというように出来る。
・ 拍子
頭の音が違う場合、4分の4拍子なら4回、4分の3拍子なら3回に1回、頭の音は違う音にならないといけない。
メトロノームとして売られている物ならこの設定は大体できるんじゃないかな。
マルチやチューナーに付いてる場合は設定できない物もあるね。
安いから持ってる人も多いと思う。
俺も持ってるよ。
マルチエフェクター使ってた時はそれでできるメトロノームを使った事あるんだけど、
LEDが小さすぎて光ってるのも分かりにくいし、ライブ1回で使うのやめたね。
やっぱりこういうメトロノームとして作られてる物の方が使いやすいよ。
使い方も簡単だからね。
ギターの場合はエフェクターケースに入れて使う事になるから、
別にクリップ型メトロノームじゃなくてもいいね。
クリップ型はドラムしてる人はほとんどの人が持ってるんじゃないかな。
YAMAHA 電子メトロノーム ME-55BK ブラック
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昔からあるメトロノームだね。
学校の音楽室に置いてあったと思う。
振り子を逆さにしたような仕組みで、
棒に付いてるおもりの位置によって速度を調整する。
本体に目盛りが付いてて、ここにアレグロとかテンポの数字が書いてあるから、
それに合わせて調整。
電池や電源がいらないのが利点でもあるけど、
ぜんまいを巻かないといけないのがちょっと面倒でもあるね。
個人的にはメトロノームの中ではこれが一番合わせやすい。
これ、電子音、LEDの光だけ、の順に合わせやすいね。
LEDの光だけでずっと合わせられる人ってすごいよ。
SEIKO SPM320
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いろいろな拍子やパターンでリズムを鳴らしてくれるメトロノーム。
これはライブ中に使うよりもむしろ練習の時だね。
ドラムやベースの人に持ってる人が多いんじゃないかな。
自宅練習ならパソコンでもできるけど、
持っていけるというところが利点。
スタジオでの練習や録音の時も有効活用できるね。
多機能な分使い方は比較的ややこしいから説明書はなくさないようにしよう。
どれでもってわけじゃないけど、いいメトロノームになると大体はヘッドフォン端子付いてるから、 でかい音で演奏する場合にも使えるのはいいね。
【BOSS】 Dr. Beat DB-30
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ここでは主にライブで必ずメトロノームを使って欲しいという事を書いたんだけど、
リズムトレーニングをするためにたまたまこのページを見たって人は、
テンポを体に入れるも見ておく方がいいよ。
音楽続けてたら誰でもできてる事なんだけど、
楽器始めたばっかりって人はすごく重要だよ。
単に一定テンポに合わせてという事ならMusic Studio ProducerでMIDIの打ち込みのページで、 ドラムに合わせるためにソフトの使い方をやさしく解説してるからそちらを参考に。
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