ギターに関わらず楽器やってたりバンドやってるなら自分のオリジナル曲を作りたいよね。
		色々な人に聞いても「作曲って難しそう」とか言うんだけど、
		全然そんな事ないし誰でもできるから音楽やってるなら是非やって欲しい。
		パートごとにちょっとコツを書いていくから参考にしてみて。
		あと、最終的に演奏を録音するにしても、サンプル作るならMIDIで打ち込みする方がいいから、
		MusicStudioProducerでMIDIの打ち込みとドラムに合わせた練習も参考にしてよ。
		
		作曲と言えばピアノとかギターとかでするようなイメージあるかもしれないけど、
		いつの時代も
		最強なのは鼻歌
		なんだよね。
		誰でも作曲できる理由ってのもこれだね。
		何故これが最強なのかって言うと手軽だとか誰でも出来るとか以外に、
		もっともセンスが表れる
		からなんだと思うよ。
		俺もギターで作曲するなら音楽理論とか学ぶ必要があるかと思って色々本読んだり、音楽の勉強ってのをやったわけよ。
		それを境につまらない曲しか書けなくなってね。
		いちいち考えながら作曲してしまうわけ。
		いうなれば機械的になってたんだね。
		音楽理論が身についてて自然と作曲する中で生かす事ができればいいんだろうけど、
		俺みたいな中途半端な状態ではろくな結果にならなかったね。
		もちろんそうして作った曲は完成度も高いし、人に聞かせる分には「まともな曲」なんだけど、
		曲自体が自分でもいまいちだし、あまり人に聞いて欲しいとは思えないんだよね。
		だから俺は作曲する時はとりあえずギターは置いといて、
		鼻歌でメロディー作ることを優先してる。
		別にみんなにそうすることを薦めてるわけじゃないし、
		ギターでかっこいいコード進行から作る方が得意だって人はギターで作曲する方がいいよね。
		
		メロディーライン優先で作る場合はやっぱり鼻歌だよね。
		ギターで単音で好きなライン弾いて作曲するってのもあるけど、
		鼻歌の方がその人の個性が出るしおすすめかな。
		
		で、どうするかっていうとホントにただ鼻歌で歌うだけ。
		そしてそれを携帯プレーヤーとかボイスレコーダーで録音するわけ。
		さぁ曲作ろう!と思ってレコーダー片手に鼻歌歌おうとしてもろくなメロディーできないんだけど、
		俺の場合は寝ようと思って布団に入った時にどんどんメロディーが頭に浮かぶんだよね。
		だから枕元にレコーダー置いといて、いいメロディー浮かんだらすぐ録音する感じ。
		これは人によってお風呂だったりトイレだったりするみたいだね。
		その時に録音したメロディーは一部でもいいよ。
		少しずつ録音していって、たくさん集まったらそのうちまとめる感じ。
		それを全部集めて1曲ってわけじゃなく、
		例えばこれとこれイメージピッタリとか、Aメロはこれでサビはこれがピッタリとか、
		そんな感じで合うやつを組み合わせていくわけ。
		もちろんそれだけで1曲出来ることって全然ないんだけど、
		足りない部分はまた考えていく。
		Aメロとサビがあるなら、Bメロ考えるくらいだから比較的いいのできるよ。
		
		とにかくコツはどんどんどんどん録音していく事。
		せっかく浮かんだメロディーがその時だけで終わったら勿体無いしね。
		あとで録音しようと思っても大体は違うメロディーに変わったりするし、
		すぐに録音できるようにしておくってのもコツだね。
		
		ギターで先にコード進行作ったあとにメロディー載せる場合は説明するほどの事じゃないけど、
		ギターでコード弾きながら浮かんだメロディーを鼻歌で歌って録音していく。
		俺がやってる方法は、ギター持ってると暇ある時に適当にコードで弾いたりするよね。
		適当に弾いてていいコード進行あったら、とりあえず紙に書いとくわけ。
		いちいち押さえるとこ書くわけじゃなく、CDEFみたいにほんとにコードだけを羅列して、たくさん溜めていく。
		そうして出来たコード進行に合わせて鼻歌歌うんだけど、
		こっちもさぁ作ろうと思ってやってもろくな結果にならないから、
		なんとなくメロディー浮かぶような感じの時にそのコード進行見ながらやってみるわけ。
		同じコード進行で違うメロディーを何回も録ったりするね。
		それでこれだっていうのが出来たらまとめていく感じ。
		
		メロディー作ってからギターパートを乗せる場合、
		単音で弾く分には別に問題ないよね。
		メロディーに対して外さない音を曲のイメージに合わせて弾いていくだけだからね。
		面倒なのはコードに起こしたり、ノリのいいリフ作ったりする時。
		どっちが先かって話みたいなものなんだけど、
		コードが分かればリフも作りやすいけど、
		いちいちコード決めるくらいなら単純なリフ考える方が速いとかね。
		
		先にベースパートを決めるってのもひとつの方法で、
		ベースはコードのキーとなる音を多く使うから、
		曲のイメージに合うラインを乗せるのと同時に、コード進行も分かりやすいってメリットがあるね。
		先にコード進行から作曲する場合や、メロディーに合うコード進行を探す時はキーとダイアトニックコードとコード進行で説明してるから参考にしてみて。
		
		それとは別にギターパートについて。
		知人が作曲を始めた時に言ってたんだけど、
		「ギターパートが付けられない」って言うんだよね。
		これはコードがどうとかは置いといて、
		ギターらしいリフが考えられないって話ね。
		最もエレキギターらしいリフってパッと思いつくものでもいくつかあるけど、
		それってやっぱり経験だよね。
		その人はギター弾き始めて比較的早くに作曲しようとしたんだけど、
		エレキギターらしいリフが考えられない、パワーコードでゴゴゴゴ弾くしかないって感じなんだよね。
		それは何故かって言うとその人が弾いてたバンドの曲がパワーコードばっかりなんだよ。
		でさ、その人が作った曲のコード進行見ながら適当に合いそうなリフ弾くと、
		アドリブでどうやってそんなに凝ったリフが弾けるの?とか言うんだよね。
		別にアドリブってほどじゃなくて、コードが分かるならそのコードの使う音だけでも十分それらしく弾けるよね。
		例えばこんな感じ。
		

		何がどうってほどでもなく、単にG→Aのコードで使う音と、オクターブ違いを弾いてるだけ。
		理屈が分かれば簡単な事だけど、どういうリズムでって話だとそれはやっぱり経験だよね。
		だからギターを弾くなら色んなジャンルの色んなバンド弾く方がいいし、
		その方が自分が作曲する時にも生かすことできるよね。
		
		曲によってはパワーコード弾いてる方がかっこいい場合もあるし、
		メタルなんか単音刻み基本だもんね。
		ギターに限った話じゃないけど、曲中途切れなく弾く必要って俺は無いと思うし、
		1小節あたり8分音符2個しか弾かなくても曲によってはありだよね。
		メロディー聴きながら単音で弾いていって、あとからそれに音を重ねていくって感じでもいいと思う。
		エレキギターらしいとかコードがどうとか難しい事考えるより、
		こうしてイメージに合わせて音を乗せていくほうがいいかもね。
		
		ベースって良くリズム隊とか言われるよね。
		演奏する時はそういう事でもいいんだけど、
		曲におけるベースラインってのは
		曲の表情を担う重要なライン
		なんだよね。
		同じ曲でもベースラインが変わるだけで曲のイメージは大きく違う物になる。
		ベースが地盤、ギターは装飾って感じかな。
		ベースラインが小節ごとに同じ単音を引き続けるようなパターンは、
		敢えてそうしてる場合を除けば、なるべくやめて色々試してみる方がいいよ。
		バンドのベースの人がかっこいいラインを乗せてくれるなら、その人に頼む方がいいね。
		
		メロディーの次にベースライン考える人も多いみたいだね。
		ギターと違って基本単音で弾くから作りやすいってのもあるし、
		よりイメージに合わせやすいってのもあると思う。
		音の乗せ方の基本は、先に作ったメロディーに合わせて適当に弾く感じ。
		ギターしか持ってなくても、3弦〜6弦だけを使って弾けばいいよ。
		コードに合わせて弾くなら先にメロディーをコードに起こしておく方がいいんだけど、
		そうじゃなければ単純にメロディーから外さない音で適当に弾けばいいかな。
		
		俺はメロディー聴きながら頭にベースライン浮かべて、それを一度ギターで弾いてみて、浮かんだベースライン通り弾けたらメロディーに合わせてみてる。
		一番最初に書いたことと同じだけど、こうして浮かんでくるベースラインはその人の個性が出てくるからこっちの方がおすすめだね。
		
		俺がロックが好きな一番の理由はここにある!
		とにかく楽曲におけるドラムの存在価値はすごいよ。
		MIDIの打ち込みなんかやってると分かるんだけど、
		メロディーラインにギターとかベースとかだけ乗せると、それはまぁそれでいいんだけど、
		メロディーにドラムを乗せるだけで一気にロックになる。
		だからこそ合い間合い間のドラムの装飾はできれば凝って欲しい。
		
		でもドラマーじゃない限り多くの人は家にドラムなんか置いてないし、
		どういう感じでドラムパート作ればいいか分からない人も多いと思う。
		基本と重要な事だけ書くよ。
		
		ドラムの基本と言えば8ビートだよね。
		ズッタンズッタンみたいなやつ。
		ズッタンズズタンでもいいし、ズタズタズタズタでもいい。
		とりあえずこれを曲中通して鳴らしてみる。
		そうそう、他のパートはともかく、ドラムだけはMIDIとかドラムマシン使う方がいいよ。
		というよりも無いと作れないといってもいいくらいだよね。
		で、一応曲全体にドラムが乗るから、あとはここから装飾していく感じ。
		例えばイントロの出だしと最後、サビの出だしと最後とかね。
		こうして少しずつ曲に合うように変えていくわけ。
		
		最終的に最初に乗せたドラムライン全てが変更されるくらいがいいんだけど、
		曲によっては普通に8ビート叩いてる方が合うものも多いし、
		その辺は色々試してみるしかないね。
		あと、ドラムしない人でドラムライン乗せる時の注意点としては、
		「叩けるかどうか」ってのは覚えておく方がいいよ。
		スネアとタム同時に連打できないってのはもちろんだけど、
		速いペースで右手でスネア(16分音符)を叩いてすぐにフロア叩くって無理でしょ。
		
		とにかく楽曲としてイントロとかサビ手前からサビ、ギターソロとかのドラムラインの威力はすごいよ。
		妥協せずにかっこいいドラムラインを作って欲しい!
		
		パートごとに作曲する概要を書いてみたけど、もっと理論的な事の方がみんな知りたいのかなぁ。
		実際俺もそうだったから色々勉強したし、
		まともな曲は作れるようになったけど、人に聞いて欲しいと思える曲が書けなくなったりしたんだよね。
		だからそういう理論的なことは置いておいて、感覚で作曲して欲しいね。
		理想はバンド内に一人でもそういう音楽理論に詳しい人がいて、
		直してもらったりアレンジしてもらう感じかな。
		変なことしてたってバカにされたりしないし、
		音楽理論に詳しい人も感覚で作曲する方がいい曲ができるっていうのは分かっているからね。
		
		アレンジする人を目指すならそういう知識は絶対に必要だし、
		音楽概論とかの超面倒な本はたくさんあるよ。
		堅苦しくて読むの嫌になってきたりするけど、へぇ〜とかなるほどと思うよ。
		ただそういう本って難点は、用語は基本日本語なんだよね。
		キーとかスケールとか書かれてないし、Eマイナースケールとか漢字で書かれてるのは勘弁して欲しいよ。
		ロックじゃない音楽で他の人と合わせたり話したりする時は、日本語での言い方も分かる方がいいけどね。
		まぁ間を埋めるような形でギターの音楽理論みたいな本もあるし、コード進行とか実際の作曲やプレイについてはギター向けの本の方がいいし、圧倒的に分かりやすいね。
		
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