遅すぎる練習方法 | パワーアップ！ ギター入門

まだギターを弾くことに慣れていない人と話していると、 どうしても弾きたい曲で、速すぎて弾けないからゆっくり練習しているという。
どれくらいの速度か聞いてみたら、原曲の3分の1よりも遅くしてるらしい！

さすがにそれはちょっと厳しいなぁ。
速くするにしても遅くするにしても、原曲の30%程度が限度だと思うよ。
極端に違いすぎると、本来の速度で弾く時に、別の曲になってしまう。
つまり、今やってる練習とは別に新しい曲に取り組むような感じだね。
運指などは同じだから一からってわけじゃないけど、 そこまで速度落とさないと弾けないのならまだ敷居が高いし、 もうちょっと先の方がいいような気がするよねぇ。

それで試しに弾いてもらったら、リズムが速くなったり遅くなったり、聴いててすごく気持ち悪いんだよね。
そりゃ、原曲が1小節4秒かかるとしたら、12秒かけて弾いてるわけだし、 全音符あるところなんか、12秒も待ってられないようで、 適当に切り上げてしまってる。
ダウンだけで弾けるところは安定して速くなるし、 オルタネイトで弾くところは極端に遅くなる。
遅くするのはいいんだけど、音楽ってリズムだからね。
極端に遅くする場合でも、やっぱり一定テンポで練習しないとわけのわからないことになるよ。
部分部分ですごく遅く練習するのは良くやることだけど、四小節弾くとかだとリズム通りが基本だよ。
リズム通りとかリズム良く弾く方が実は簡単だったりするんだけどね。

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