バンドの主役と言えばやっぱりボーカルだよね。
もっと上手くなって欲しいし、もっと練習して欲しいんだけど、実はなかなかそうはいかないんだよね。
ここではその辺の話をしておくから、ボーカルじゃない演奏者の人に参考にして欲しい。
練習量だけで言えばギターとベースが一番多いよね。
これはやる気があるとかとは違って、単にいつでも弾けるから。
ドラムは練習が難しいって言われるけど、
これも練習用ドラムとかドラムに衝撃吸収パッド貼ればできない事はない。
結局一番練習できないのってボーカルなんだよね。
実は俺はギターだけじゃなく、ボーカルとしてバンドに参加した事もあるんだけど、
それでギター並みに練習したかと言うと全然そんな事無くって、
それこそみんなで練習する時にするくらいで、
普段何してたかって言ってもギター弾いてたよ。
やる気や心意気が本気でやってる人と比べたらってのもあるんだろうけど、
実際家で練習できないしねぇ。
曲に合わせて小さな声で歌ったりもするけど、
そんなの全然歌の練習にならなくて、単に覚える「勉強」に過ぎないんだよね。
イメージトレーニングくらいにはなるけどさ。
練習前やライブ前は発声練習くらいはするんだけど、
普段の練習量は演奏メンバーと比べたら全くやってないといってもいいくらいだよ。
ボーカルの練習を一人でやらない理由って恥ずかしいからなんだよね。
音量の問題もあるけど、一人で歌の練習なんかなかなかできないよ。
だからここは他のメンバーに協力して欲しい。
一番やりやすいのは集まって練習する時の発声練習だね。
コーラスでバンドの質を上げるでも書いてるけど、
しっかりしたコーラスがあるとバンドがワンランク上がるくらいなんだよね。
だから、コーラスを担当する人、バンドならギターやベースの人は発声練習をしておきたい。
そこで、練習する時に「みんなで発声練習しよう」って感じならやりやすいよね。
歌そのものの練習より、発声練習ばっかりでもいいと思うよ。
しっかりした発声が出来てたらワンランクどころじゃないほど良くなるしね。
特にロックやってるならボーカルはパワフルな方がかっこいいしね!
腹式呼吸のやり方とか確認方法とか発声についてはボイトレしようよ!を参考にするといいよ。
それ以外ではギターとボーカル、ベースとボーカルとかでこまめに一緒に練習だね。
二人いればボーカルも歌いやすくなるしね。
こういう時も、楽器演奏者の方から「今日一緒に練習しようぜ!」って声かけて欲しい。
ボーカルの方からはなかなか言いにくいもんだよ。
というわけでバンド全体の質を上げるには、まずボーカルにたくさん練習してもらうわけ。
ギター弾いてるなら他のバンド見ててもギターの演奏気にしたりするけど、
残念ながら多くの人は演奏者なんて全然見てなくて、
ずっとボーカル見てるよね。
だから楽器演奏者は常々「ボーカルを育てる」事を意識しておくといいよ。
練習中も自分の演奏だけじゃなく、ボーカルも気にして聴いて、「ここ、入りにくい?」とか聞いたりね。
ボーカルの方も言われるまで気付かない事も多いしね。
バンドの輪が広がると、違うバンドの人と一緒に合わせたりするようになるんだけど、
その中で良く聞くのが「あいつ全然練習しねぇ」って話。
それで実際に「おまえ、練習してんの?」なんて言ってしまった日には、
場の雰囲気悪くなってその日の練習はもはや終了だよね。
楽器演奏者の場合「次までに仕上げてくる!」で済む話なんだけど、
元々練習しにくいボーカルに、それは禁句なんだよね。
「一人でカラオケでも行って練習すりゃいいじゃん」って思う人もいるかもしれないけど、
本気でプロ目指してやってない限り、そりゃ無理じいだよ。
ギターのサイトだし見る人いないかもしれないけど、
一応ボーカルの人に。
上でも書いてるけど、特にアマチュアなら歌そのものの練習より、しっかりした発声が身に付いてる方が断然良くて、
そういう基礎練習はプロでも毎日やってるし、それだけなら家でもできなくはないんだよね。
ライブに向けてその曲の練習ってのはもちろんやるわけなんだけど、
毎日発声練習する方が絶対にいいよ。
歌の練習がしにくいボーカルだからこそ、
それよりも重要な発声練習を、なるべく工夫して毎日できるようにして欲しいね。
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