色々な機材の中で取り立ててこれおすすめって機材は特にないんだけど、
その中で唯一、BOSSのGE-7は多くの人にでもおすすめできるね。
評判の分かれるエフェクターではあるけど、使用感や使っている感想と俺のGE-7のセッティングをレビューしておくから参考にしてよ。
GE-7のメリットは以下の通り。
・ 超低域のムォ〜ンって音を消せる
・ 超高域のサーって音を抑制できたり、高音のギャンギャン言う音をナチュラルにできる
・ どんなギターアンプでもGE-7ですぐに好みの音にできる
下の写真が俺が良く使ってるセッティング。
だいぶ年季の入った俺のGE-7のセッティング。
100は一番下、6.4は結構下まで下げている。
他はわずかに動かしているだけ。
これはギターやアンプによって変えている。
まず超低域で6弦5弦辺り弾くと聞こえないくらいではあるんだけど、
ボーというかムォーっていう音が混ざってるから、
左端の100Hzのスライダー(写真ではキャップが外れている)を一番下まで下げると一気に消せる。
低音はこうすることでメリハリが出るようになるね。
例えば6弦だけのフレーズなんかでもムォーっていう音が混ざってると、
何弾いてるか分からない音だったのが、メリハリ付いて良く分かるようになる。
次に超高域で、こっちの影響は少ないんだけど、1弦ハイポジションあたりで音がギャンギャン言う場合に、
右端の6.4KHzを下げてカットしたり、上げて歪みを増したりできる。
まぁ歪み上げるなら3.2KHzを上げる方が効くけどね。
最後にどんなギターアンプでもすぐ好みの音にできるっていうのは、
これは結構使い込んで分かることでもあるんだけど、
GE-7のスライダーあれこれ動かしてると、どれを動かすとどの音に影響するかっていうのを覚えるんだよね。
右側が高域で左は低域、真ん中辺りは中域程度にしか思ってないとあまり活かせないんだけど、
800と1.6でも影響する音は全然違うし、
ロックで好まれる中域ブーストなら800を上げて、
ドンシャリなら下げる。
同じ真ん中辺りでも400と1.6はそういう意味ではあまり影響しない、
と言う事をひとつのスライダー毎に覚えてしまうと知らないアンプにつなぐ場合でもGE-7で音作りをすぐにできるんだよね。
これはあちこち行って合わせたりする人にとってはすごくメリットあるよ。
セッティングの写真見てもらえば分かるけど、
ほとんど上げてないんだよね。
上でも書いてるように、主な目的はいらない音のカット。
こういう使い方をするなら余計に多くの人が活用できるんじゃないかな。
昔はもっとドンシャリの方が良かったから200と3.2k、6.4kは上げてたけどね。
一応デメリットを上げると、これはGE-7に限った話じゃないけど
・ ノイズが増える
GE-7は音作りに関しては便利アイテムなんだけど、
録音する時は俺は外してるね。
使ったことあるけど手放したって人の大半はこれが理由じゃないかなぁ。
エフェクターって1個増えるごとにノイズも増えるけど、
GE-7も同じように増える。
だからこれ無しで音作り可能なら外した方がいいって事になるよね。
家で時間かけてアンプや歪み系とかで音作りできる場合はGE-7はなくてもいいわけだから、俺は外してるというわけ。
でも普段弾く時はその程度のノイズどうでもいいからつないだままだね。
スタジオやライブでも気になるほどのノイズじゃないから使う方が間違いなく便利。
GE-7じゃなくてもグラフィックイコライザーは好きな人とそうじゃな人に分かれるし、
好きな場合は高いけどラックマウントを買う人もいると思う。
セッティングは難しくなってくるけどそっちの方が更に細かく調整できるし、ノイズの影響も少ない。
かといって、ちょっとあいつの家行って合わせてくるわって時に、
ラックマウントのシステム持っていくわけもない。
そんな時でも歪み系とGE-7のふたつを小さいエフェクターケースに入れて持っていけば、
それだけで大体好みの音にできるのはすごく便利だし、
金額の割には細かく調整できるのも評判のいい理由だと思うよ。
最近ではマルチエフェクターもすごく良くなってるし高機能なイコライザーが付いてる物もあるね。 |
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