ギター初心者は強い指先（硬くなる）を作ることが重要。指が痛い場合に。

初めてギターを弾く時や初心者である時に誰もが経験するのが、
指先が痛い
という事です。
我慢しながらそのまま弾いていると、その内指先に水ぶくれができて皮が向けたりして、痛くて弾く気がなくなったりします。
ギタープレイヤーはもれなく弦を押さえる指先は硬くなっていて、 だからこそ弾いても指は痛くないし、しっかり弦も押さえられるのでチョーキングやビブラートも上手くできるんだよね。
で、我慢しながらでも弾いていればその内指先が硬くなるんだけど、今の時代そんな熱血練習は全くおすすめしていません。
ギター初心者で弾きはじめのうちは強い指先を先に作ることをおすすめしてます。

全体的な流れは
・指先が少し硬くなる
・指先の皮がむける（硬くなってるので痛くない）
と言うのを2・3回繰り返したら十分耐えられる指先になります。
で、ギターを買って初めて練習する場合のおすすめは、

初日　-　10分〜30分くらいで指先の皮が白くなるので、そうなったらその日はもうやめる。
2日目　-　弦を押さえて指が痛い場合は10分程度触るくらいにしておく。そうでなければ少し痛くなるくらいまで弾いてやめる。
3日目　-　すこし指先が硬くなってくるのでそこそこ練習できるようになる。ただ、無理せず痛くなったらすぐやめる。
4日目から　指先の皮がむけ始めたりするが、痛くないはずなのでそこそこ練習ができるようになる。
1週間くらい　このあたりで指先は十分硬くなり、弦を押さえても全く痛くならないようになる。

初めの1週間で十分弾けるくらい指先が硬くなるから、そこまでは無理しない方がいいよ。
で、この1週間1セットみたいな感じで何回か皮がむけて、その度に指先は更に硬くなる。
1ヶ月もしたら普通のギタリスト並みに指先は硬くなるので、何時間でもギターを弾くことができるようになります。
ギター初心者のうちに無理して続けて指先に水ぶくれができて皮がむけて、痛すぎて全くギター弾かないようになったり、ギターそのものをやめる人多いんだよね。
とにかくコツは、
酷く痛くなる前にやめて、毎日少しずつ触って先に強い指先を作る
ってこと。
1日弾いて、2〜3日触らないと初日が無駄になるから、毎日ちょっとずつ触るってとこがポイント。
それと、ガチガチに指先が硬くなっても1ヵ月全くギターを触らなかったりしたら元通りフニャフニャになるから、忙しくてギター弾く暇ないって時でも、テレビ見ながら弦押さえるとかで指先が固くなったのを維持する方がいいよ。

ギター講座とかでこういう話って聞いたことないんだけど、初めてギター持った時の第一歩ってこれが一番大事だと思うよ。
特にエレキギターはチョーキングも多いし、指が固くないとすごく痛い。
痛くてギター弾く気にならなかったら意味ないしね。
指先が硬くなるといっても見た目にガサガサになるわけじゃないし、パッと見には全然分からないから女の子で指がキレイな方がいいって人でも心配しなくていいよ。
下の写真はギターで硬くなった俺の指。

中指だけ少し皮が凹んだ感じになってるけど、それ以外は普通だよね。
これで十分硬くなってる。

あと、買ってきたばかりのギターだと変に弦高が高かったり、他にも調整したいとことかあるからギターの調整も参考にしてみて。

弾く曲にもよるけど爪はできる限り短い方が弾きやすいよ。
爪が小さくて白い部分を切ると指の方がだいぶ出てる場合は、少し残す方がいいかもね。
実際弦を押さえる指って真上から押さえるんじゃなくて、寝かせ気味に押さえるから、少しくらい伸びてても弾けるのは弾けるね。
5ミリくらい伸ばしてマニキュアしてやってる人もいるくらいで、コードの無い曲を弾く分にはそれでも弾けるんだよね。
でも、短い方が弾きやすいのは間違いないよ。
エレキギターの場合はまだいいけど、アコースティックギターは基本コードだから爪は常に短い方がいいね。

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