バンドによってはギターのチューニングがレギュラーチューニングじゃなく、半音下げチューニングという場合があるんだよね。
俺も良く弾いてたバンドのいくつかが半音下げだったから、常に半音下げチューニングしてあるギターが1本はあったよ。
そんなわけでここでは半音下げチューニングの方法とかをいろいろ説明するよ。
チューニング自体のことについてははチューニングの方法とコツにて。
チューナーによってはシャープ(#)の表記ができるものがあるから、単純にそれで合わせる。
レギュラーチューニングは
だから、これを半音下げると
になるから、チューナーでその通りに合わせる。
半音下げるということは、1フレットを押さえてる状態でレギュラーチューニングすると、開放は半音下がるよね。
そういうことで1フレットにカポを付けて、レギュラーチューニングすれば半音下げチューニングになるよ。
全く同じように単に指で1フレットを押さえながらレギュラーチューニングすればそれでもOK。
ただこの場合「1フレットを押さえる力」によってチューニングにバラツキができてしまうし、ナットや弦高の影響でも違ってくるから、1フレットを押さえるカポや指はあまり強くない方がいいよ。
あとチューナーが無い場合だと「6弦5フレット=5弦開放」なわけだから、
「6弦4フレットに5弦開放を合わせれば」、あとはその5弦基準で他の弦をチューニングすれば半音下げチューニングになるよ。
つまり正確にひとつの音が分かるものさえあれば半音下げチューニングができるね。
【半音下げチューニングのメリット】
半音下げチューニングだと弦の張りが弱くなるからチョーキングやビブラートがやりやすくなる。
やりやすくなる=うまく見える ということにもなるね。
同じ理由でセーハするようなコードが押さえやすくなる。
音が太くなる。(気がする)
【半音下げチューニングのデメリット】
半音下げチューニングをするのが面倒。(ギターが1本しかない場合)
レギュラーチューニングしかできない楽器と合わせにくい。
俺の場合、そこそこギターが弾けるようになった頃にはレスポールとストラトキャスターをそれぞれ1本ずつ持ってたから、レスポールが半音下げ、ストラトがレギュラーってしてたんだけど、
主に使うのがレスポールだったし、それでレギュラーチューニングの曲弾きたいこともあるんだよね。
がっつり弾くならレギュラーでチューニングするんだけど、ちょっとだけ弾く時ってめんどくさいから半音下げのままレギュラーチューニングの曲弾いたりもしてたよ。
ただ曲に合わせて弾こうと思ったらなんか音合ってなくて、そう言えば半音下げチューニングだった・・・、ってことは良くあった。
そこでストラト出してきて一応チューニングしないとってなると、それならレスポールの半音下げ直したらいいかって思ったりもするんだけど、1曲1回合わす程度で弾こうとしたとかだとそれもめんどくさい。
それで結局もういいやってなって、しばらくの間半音下げチューニングのバンドばっかり弾いたり、違うバンドにハマってそれがレギュラーだったら今度はずっとレギュラーのバンドばかり弾いたりっていう感じ。
ハードロックやメタルだと割りと半音下げチューニングのバンドっているし、いろいろ弾きたい頃なんかだとやっぱり半音下げチューニングのギターを1本用意しておくのがおすすめかな。
その場合そんなに高価なギターじゃなくてもいいと思うし、「今半音下げバンドにハマってる」という時はメインギターを半音下げチューニングしておいて、もう1本をレギュラーチューニングしておく感じ。
同じ種類のピックアップが付いてるなら余ってるピックアップ付けたりもできるし、そういうことができる楽しみもあるね。
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