長くギター弾いてるとあちこちメンテナンスや修理をする必要が出てくるんだよね。
多くの場合は自分で出来る簡単なことだから覚えておく方がいいね。
各部品の修理はメニューからそれぞれのページを参考にしてよ。
ここではどんな工具を何に使ってるか一通り書いておくよ。
あと、下に書く工具は全部じゃないけどほとんどはギターと一緒に保管しておく方がいいよ。
たとえばスタジオで練習とかライブ会場とかで使うことが必ずある。
俺の場合そういった工具箱を用意して、出かける時はギター、エフェクターケース、工具箱をそれぞれ持って行ってるよ。
■ ニッパー
ワイヤーを切ったりする工具。
ギターの場合は弦を張った後、ペグから余っている弦を切るために使う。
安い物ほど切れにくく切れ味も悪くなりやすい。
高い物は薄い鉄板くらいなら切れるし切れ味も長持ちする。
数百円以上〜千円未満くらいがおすすめ。
■ ドライバー
ジャックやカバー、ペグ、ピックアップなどに使う。
他の工具でも出先で使うことはなさそうに思えるけど、
長くやってるとたまにジャック内のリードが切れたりする人いるから、
現場で断線修理する時あるし、持ち歩いてても悪くないよ。
ネジに合わせて2本くらいあるといいね。
■ ペンチまたはプライヤー
主にプラグジャックのナットを外す時に使うね。
トグルスイッチとかジャックのナットは緩んでくる時もあるし、
外してメンテナンスする時は必ず使うよ。
どこか硬い物を摘む時も使うからあると便利だね。
■ 接点復活材
プラグはわざわざこれを使う必要ないけど、使う方がキレイになるね。
あと、ジャック側は分解しない限り直接布で拭いたり出来ないから使うことも多い。
その場合はプラグに接点復活材をふって、ジャックに入れて回すのが基本。
直接ジャックに吹き付けると中の電子部品とかにかかるからやめた方がいいね。
トグルスイッチとか他の部品でも修理で使う時も多いから持ってると便利。
■ ビニールテープやガムテープなど
ギターの修理としては応急処置で使うこともあるね。
バンドやってるとテープ類は良く使うから常に持ってると便利。
■ 半田ごてと半田線
できればある方がいいのがこれで、
ギター内のリードが切れた時とかの断線修理に使う。
応急処置としてビニールテープでもいいんだけど、
それだとどうしてもそんなに長く持たないしね。
長くギターをするなら使う時は必ずあるよ。
修理以外でも自分でピックアップ換えるならできれば使いたいし、
改造する時も使うね。
■ 収縮チューブ
主に断線修理後の被膜に使う。
ビニールテープだとその内ダメになるけど、こっちはずっと大丈夫。
熱を加えるとギュっと縮んでケーブルにピッタリになる。
その後広がったりしないから、接続部分を固定できて強くなるんだよね。
ギターのリードは大体同じ太さだから、最低1種類でもある方がいいね。
「ドライヤーの熱で収縮」みたいに書いてたりするけど、相当時間かかるから、
半田ごての根元とかでなぞる方がよっぽど早い。
■ 高分子潤滑材
そんなにいいものじゃなくてもいいから、1本200円くらいの物でも持ってると便利。
オクターブチューニングやブリッジ、ネジとかで普段回さない物が中で錆びて固まってる時とかに使う。
無理して回そうとしてネジ山潰す前に必ず使いたいね。
ギター以外の機材の修理でも使う機会は多いね。
■ サンドペーパーやヤスリ類
錆びた部分を落とす時に使ってる。
接点部分を削るとそれ以降錆びやすくなるから、その部品を交換する方がいいけど、
状態が悪くなければこれで乗り切る感じかな。
■ 布
接点部分を拭くために使ってる。
まぁなくても手でこすったりティッシュでもいいんだけどね。
あったらあったで使うから工具箱に入れてるね。
■ ストリングスワインダー
これなんて名前なのか知らないんだけど分かってもらえるかな。
ペグのところに付けて回しやすくする工具。
切れた弦1本変えるくらいなら別に使わないんだけど、
6本全部変える時は使う方が便利だね。
弦を張る時よりも外す時に使うと超便利。
■ 音叉
チューナーあるなら別にいらないんだけど、
壊れた時用に一応持ち歩いてるね。
今ならスマフォでも同じようなことできるしいらないかな。
大体これくらいあれば一通りの修理はできるよ。
特殊な物って全然使ってないし、大体は家にあるんじゃないかな。
内部の線を交換する時なんかはリードとか買ってこなくちゃいけないけど、
その辺も含めてホームセンターでほとんど買えるしね。
近くにギターの修理をしてくれるところがないって人も多いと思うから、
それぞれのページを参考にして、できそうなら自分で修理してみたらどうかな。
ギターの修理は多くの場合結構簡単だから自分で修理できるし、
逆に自分で修理できないような致命的な故障は、ギターのリペア店でも直すのは難しいよ。
例えばネックが折れたとかだと普通は交換するし、
リペア店でもそれを薦められるよね。
ボルトオンで交換できるなら誰でもできるけど、折れたネックはさすがに継いで直そうなんて思わないだろうし、
リペア店でもさすがにそれは厳しいよ。
結構いい年になると馴染みの店とか信頼できる店に頼む事も増えるんだけど、
それは自分で直す暇がないとか、リペア店ならキッチリ仕上げてくれる、フレットの打ち替えとか超面倒な事をやってもらえるとかだね。
実際にあった事なんだけど、知人が使ってないギターがあるって言うから、なぜ使ってないのか聞くと音が出ないから。
その場ですぐ調べてみたら案の定ジャックのリードが切れてるだけなんだよね。
その人自身がギターのメンテナンスって全然やってないから、
たったこれだけの理由で使わなくなるのってすごく勿体無いし、
自分で修理するにしてもすごく簡単だからやらないと損だよね。
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