初心者で初めてギターを買うなら是非知っておいて欲しいことがある!!!
特にいきなり高い物を買おうと思ってるなら要注意!
あと、アンプの選び方とその他に必要な物もなかなか教えてくれないことも書いてるので読んでみて。
初心者の場合エフェクターはそのうちでもいいよ。
もう買ったって人は弦高とか調整する方が弾きやすいから、ギターの調整のページも目を通してみて。
まぁギターそのものが消耗品ってわけじゃないけど、指で押さえる「指板」に付いてる「フレット」は弾けば弾くほど削れます。
ギターのリペア工房(結構高い)とか自分でも出来ないわけじゃないけど(超めんどい)、フレットの打ち変えはあまり一般的ではありません。
で、このフレットが削れるとどうなるかと言うと、よく押さえる部分ばっかりが極端に削れて、他のフレットと接触するようになって音がびびったり伸びなくなったりします。
まぁそれは上手くなってもあり得る話なのですが、初心者の場合はチョーキングやビブラートをやらない・出来ないうちに弾きまくっていると、
フレットがガタガタ
になります。
こうなったらもう弾きにくいったらありゃしない!
次の図は極端な例なんだけど、上はギター弾くのが慣れてる人の削れ方、下が初心者が弾いた時の削れ方。
すぐに削れるもんじゃないけど、だんだんこういう風になっていくよ。
で、深い溝にズポって弦がはまるからビブラートとか超やりにくくなるんだよね。
バンド組んでまともにギターを弾くつもりなら結構練習するので、
初めて買うギターは安い物がおすすめ
なんです。
で、何曲も弾けるようになったり、ギターの状態が悪くなったらその時に買い換える方がずっと経済的。
あと、趣味で始める場合もギターはやめる人が多いのでまずは安い物が無難です。
まぁ打ち換えにかかる数万と言う金額が大したこと無いならいいの買えばいいけどさ、初心者でいきなりギブソンとかESPとか買ってろくに弾けなかったらかっこ悪いよ。
逆に安いの持ってて、「俺ヘタクソだからさ、上手くなったらいいの買うよ」っていう方がかっこいいよね。
ついでにどこで購入するかって話。
これは買う人次第だから通販でも直接楽器店に行ってでもどっちでもいいとは思うんだけど、理想はスタジオとかがあるお店に直接行って買うことかな。
まぁこれは将来的にバンドするとか、2本目買う時でもいいかもね。
今新品で売られてるエレキギターはほとんど22フレットあるのが普通です。
中には21フレットとか23フレットのギターもあるんだけど、21フレットは買わない方が無難。
22フレットが多いって事は、22フレットまで使う曲も多くなるよね。
21フレットまでしかないギターで弾いてると、フレット足りない!なんて事も良くあるんだよね。
23フレットのギターは少ないから、敢えてそれを購入する必要はないんだけど、好きなバンドのギタリストが23フレットのギターを使ってるなら気を付ける方がいいかもね。
弾きたい曲の中で23フレット使ってる可能性があるからね。
初めから23使ってる事が分かっていればいいんだけど、分からない場合はスコア(楽譜)の特にソロ部分を見て探すとかできなくもない。
それはそれで面倒だから、同じバンドの曲弾いてる人に聞くのが一番早いね。
実際にギターを買ったらフレットの音一覧とかあると便利だからそのページを参考にしてよ。
ギターって何かに影響受けて買う人多いでしょ。
好きなバンドとか漫画とかアニメとかね。
それで同じ形のギター買うのってすごく多いし、それでいいと思うよ。
だってその方が愛着沸くし弾く気にもなるしね。
それを基本として、種類(形)が変わるとどうなるかってのを補足します。
・ストラトキャスタータイプ
フェンダーUSAが発売したストラトキャスターが元になっている形。
ギターと言えばこれと言う人も多い。
音質は比較的高音寄りでクリアな音を良く使うならストラトタイプが向いている。
ストラトと言えばアームが付いているのが一般的で、弾きたい曲でアームを使った奏法が多用されるような場合もこちらになる。
・レスポールタイプ
ギブソンが発売したレスポールが元になっている形。
ギターの中では最も低音が出る形で、そっちの音を重視するなら向いている。
難点は最も重い事で、長いライブなどでずっと立って弾く場合、肩と腰がとても痛くなる。
ガッシリした男性でも1時間立って持ち続けるのは少々キツイ。
ギターは立って練習する事も薦められるが、レスポールを持つなら立って弾き続けられる体力を養う事も必要かも知れない。
22フレット付近が弾きにくいが、色々な意味でそれが良いと言う人もいる。
・モッキンバードやフライングVやテレキャスターなど
基本的にストラトと同類といえる感じ。
アームの有り無しや音質がストラト寄り。
色々な形があり、ほとんどの場合おすすめできない欠点などはないが、フライングVだけは座って弾きにくい。
・SGタイプ
ギブソンが発売したSGが元になっている形。
レスポールから若干形を変え薄くしたタイプで、音質はレスポールとストラトの中間とも言える。
(個人的にはレスポール寄りの音だと思ってる)
レスポールよりも軽くなっている為、低音重視だけどレスポールは重すぎると言う場合に向いている。
・薄型レスポールタイプ
SGタイプと同類で、レスポールと似た形ながら薄くする事で持ちやすくしている。
音質はSGに近い。
種類は大雑把に言うと両端がストラトとレスポールで、ストラトに近いかレスポールに近いかというイメージ。
とは言え、レスポールに近いのはSGや薄型レスポールくらいで、エレキギターの大半はストラトキャスターに近いよ。
あとピックアップがフロント・リアのふたつしか付いてないものと、フロント・センター・リアの3つ付いてるものがある。
シングルコイルかハムバッキングかとかもあるんだけど、それも含めて最初は見た目で決めたらいいんじゃないかな。
ただひとつ言えるのは数が増えるほどメンテに手間がかかるね。
ギターの音質を決定付けるのはボディーなどを含む各パーツそれぞれなんですが、その中でも「ピックアップ」で大きく変わります。
安いギター買ってすぐの頃はいいのですが、たぶん上手くなればなるほど音に不満が出てきます。
安いギターは材質はもちろんですが、ピックアップも安い物が付いています。
ただこのピックアップは簡単に交換できて、DuncanとかDimarzioなどの有名なメーカーのピックアップに変えるだけで音は劇的に良くなります!
変えてない人結構いるけど、ほんと全然変わるのでギター持ってるなら1回は変えてみることをおすすめします!
で、交換できるということは、そのうちいいギターに買い換えたとしても、この時買ったピックアップはまた使えるんです。
個人的には5万程度のギターより、2万程度のギターに1万円くらいのDimarzioとかのピックアップ付ける方が音はいいというか好みの音に近づけると思います。
あと、ボディーの中の空間に何か入れると微々たるものだけど音変わるんだよね。
ボリュームとかスイッチの裏とか、ピックアップの下とかね。
改造が好きな人は結構やってるし、逆に音を軽くする為に穴をあけたりする人もいるね。
安いギターだから音がよくないって思ってるならやってみるといいかもね。
エレキギターの改造にも色々書いたからその場合は参考にしてみて。
ピックアップって何?って人はピックアップの仕組みと作り方を参考に。
とにかく、初めてギターを手に入れたら弾き方もそうだし、あちこちぶつけたり、下手したらネック反ったりして、ボロボロになりやすいので断然安い物をおすすめしてます。
俺の場合も買って半年くらいで弾くに耐えないくらいボロボロになったので、次はちょっといいの買って、古いのは友達にあげちゃったよ。
いきなり10万とかのギター買って半年でそんな事なったら泣けるよ!
まぁ俺の場合狂ったかと思われるほど弾きまくってたんだけどね。
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