ピックを持つ強さ | パワーアップ！ ギター入門

ギターは右手が難しいんだけど、その中で重要なコツが力を抜くことなんだよね。
ただどれくらいの強さでピックを持つのかということになるとなかなか説明が難しい。
力加減なんて説明できるようなことじゃないからね。
そこでひとつ試して欲しいことがあるから書いておくよ。

コードなんかでゆっくりシャララ〜ンって弾くことあるよね。
1本ずつ弾くんじゃなくてストロークで6弦から1弦までゆっくり弾くやつね。
ここで1本の弦の音がはっきり別れて聞こえるくらいゆっくり弾いてみる。
ポポポポポポ〜みたいな感じで。

これ、右手に力入ってると上手くできないんだよね。
一度に2本の弦を同時に弾いたりで、6音じゃなく4音、5音になったりね。
単純にピックを持つ力を抜くと上手くいくよ。
それこそピック立てたら落ちるくらいにそっと持つくらいでもいいかな。
その状態でやってみるとうまく1本ずつ音出せるんだよね。

実際にはそこまで力抜いてるわけじゃないけど、 このシャラララ〜ンが上手くできるくらいのピックを持つ強さが、 普段ピッキングしてる時の強さとほとんど同じ。
これくらい緩くピックを持ってると、 弦をはじいた感覚が良く分かるんだよね。
だから速いフレーズほどこれくらい力抜いてる方が弾きやすいね。
コードでジャカジャカやったり、 ブリッジミュートでジャーゴゴゴゴとかやる時はもっと力は入ってるけどね。
一律に同じ強さで持っていないという事も重要かもね。

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